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おーの の 雑記帳

カテゴリ:建築( 9 )

積算提出

豊中プロジェクトの実施設計が終了したので工務店さんに見積もり依頼を開始した。
今回は4社の工務店さんに見積もり依頼をしました。
この4社というのは当事務所ではかなり多いです、通常なら最大3社、出来るものなら1社特命でやるのが理想的ですが、諸事情で数社競合入札となりました。
入札の仕組みが簡単ではないです、する事は値段、価格競争ですがそればっかりはケースバイケースでは無いかといつも思っています。
例えば規格品であれば製品自体の性能は変わらないので価格が安い方が確かにお得です。
しかし人件費は技術に寄って値段の高低差があるのは当たり前ではないでしょうか。
技術が対方はそれなりの経験を積んでいるだろうしその為にもお金を積んで技術の研鑽にも励んでいる訳ですから人件費が安くならない訳です。
ま、たまにそんな腕???て人が来ますが、そんな時はどうぞって退場を願う事も有ります。
ようは、価格競争しても大幅に価格が変わるのがおかしいので、安すぎる場合はその根拠をしっかりと問いただします。
逆に高い場合も同じです。
日頃お付き合いしている工務店さんはこちらの事情も解っているのでそれなりの金額であがってきますが、一見の工務店さんは概して高いかメッチャ安いかどちらかでしょうか。
概ね高いですが、たまに絶対仕事にしてやろうと意気込んでギリギリの所で見積もりをしてくる時が有ります。
そんな場合工務店さんもテンパっているのでちょっとしたアクシデントがあるとギクシャクとした雰囲気が流れ現場に対応が悪くなる事しばしばです。
互いのコミュニケーションが構築出来ていない時のアクシデントは往々にネガティブ方向に動きます。
仕事はボロ儲けは無いけど程々には利益が発生しないとおかしい訳です。
私たちはクライアントに向いていますが片側の利益代理人では有りません。
完成した建物にもメンテナンスというものが10年20年と続く訳です、そんな建物と付き合ってもらわないと困る訳です。
設計者、工事施工者、施主と三者が共通の財産を持つ感覚で付き合って欲しいと私は思っています。
その観念で行くと競争入札が果たして産み出すかと言うと・・難しいですね。
その為にも今回は入札時にその旨を刷り込んで頂き金額を入れてくださいとお願いしました。
果たして幾らで金額が上がってくるのかドキドキです。
by ohnoatelier | 2011-11-02 16:23 | 建築

スタディーその2

住宅のデザインが建築のデザインを構成する上で、ほぼ基本的な原型をなしていると思います。
それをもとに話しています、が、実際には中々そうはいかない事が多いのは言わないと行けないでしょうけど、今回はそれはややこしいので単なる知識程度にとどめておきます。

実際にプラン(平面計画・間取りとも言う)を作成する場合、自分の頭には全体の形、部屋のイメージ等々頭に描きながらプランを進めて行きます。
プラン作成の元として、自分がモチーフにしているデザインが有るのでその辺りが基本形でしょうか。

このやりたいモチーフというのもくせ者で、まだまだ邪念が多くサダマッって居ません・・・。
何故かというと大きな視点から考えるべきなんでしょうが、素材に興味が先に有るようでどうしてもその素材の特性が発揮出来るデザインを考えてしまいます。
ミクロ視点からマクロへと逆方向なんでしょうか・・・。
今、僕の興味の一番は紙と石なんです。土と木は独立した事からの興味なんですが紙と石は此処数年前からです。
残念ながら紙(和紙)と石は価格的に結構厳しくて使えるチャンスがあまり無いようです。
しかし、虎視眈々と狙っていますけどね。

デザイン的な特性は線と面を構成する所が基本です。
線は構造体で有ったり建具であったり、光であったりします。
面も同じく構造壁、建具、壁、天井と様々な場面で考えます。
空間構成は今心がけているのは場面場面でストーリーを造ろうとしている所でしょうか。
この説明は後ほど書きます。

このスタディーはかなり迷走し、収受がつかなる事しばしばですが、ある日ビンゴ!と出来上がります。
この時ほど「俺って天才??!」て自画自賛してしまいます、端からはあきれかえられたりしていますけどね。
by ohnoatelier | 2011-10-24 11:57 | 建築

スタディー

建築デザインで一番難しいと思う時間帯?がこのスタディーの時では無いでしょうか。
ボリュームの検討の時は法的な事も含めて近隣の状況等の周辺、環境等からの検討なんで、私の感覚的な範囲内で処理出来るのです。
しかし、スタディーに入るとクライアントの要望や予算等別、個人の感情が入るので結構思うように行きません。
例えば、収納量であったり、キッチンの大きさであったり物理的な要求が個人の要望で様々なのですね。
僕らがこの大きさで、と思ってもクライアントの感覚では違ってたりしたりします。
それらをボリュームの中に当てはめて行こうとすると中々上手くいかない事が多々有ります。
ボリュウムの折には当然建築の美的要素を考えながら思考していますが、代条件(クライアントの希望、予算その他)を当てはめて行くとボリュームが崩れたりします。
現実的な所と理想的な所のせめぎ合いでしょうか。
しかし、概ねクライアントの理解も有るのでしょうが、なんとか当初のボリュームに近づきます。

スタディーで楽しいのは模型で検討出来る事でしょうか、最近は3G(コンピュータグラフィックス)での検討も考えていますが、まだまだ先の話かもです
by ohnoatelier | 2011-10-21 17:10 | 建築

ボリュームを考える

敷地に立つと色々な事柄が見えてくるとは話しましたね。
そもそも敷地とは建築物が建つ場所なんですが、敷地そのものは都市の一角にある地面です。
都市、まちは緩やかに繋がっています、どこにも縄張りなんてものは有りません。
しかし敷地(土地)となると塀を建てたりして、「此処は俺の縄張りだ!俺のものだ!と自己主張します」
住む場所は都市空間の一角に有るのです、だから私たちは都市とは切っても切れない存在なのですね。
住宅に例えるなら、住まいは都市(まち)との関係をなにかしら空間的に繋がるべきなんだと思います。
元来、日本建築は閉ざされていません、風通しだけでなく、人との繋がりを大事にしてきました。
しかし時代が変わり治安、プライバシーの考え方が広まり逆にそこの所が重要視されるようになってきました。
やむを得ないのかもしれませんね。
その背景を考え私は、「まち」と「家族」のコネクティング空間を考えています。
例に例えるなら中庭なんかもその内の一つでしょう。
話がプラン(間取り?)の方向に行ってしまいましたね。軌道修正して。

敷地に対してまちを意識しながら今から建築する空間のスタディーをしなければなりません。
解り易く言うと建築物のボリューム(体積)の検討をします。
敷地模型に周辺の建物の模型も造り関係性を検討しながらボリューム模型を造ります。
目的は、先ほど言いましたまちとの関係性と自然環境を考慮して大きさ、向き等をスタディーするんですね。
次はスタディーに向けた考え方を話します
by ohnoatelier | 2011-10-19 16:17 | 建築

デザインに移行

この仕事を30年近くやっていると自分の好みが結構出てきます。
勿論やりたいこと、出来る事が交差するのですが、それでもなんとか近づけていますね。
敷地に立つと色々と見えてくる事が有ります、がコンセプトがそれに合致するかも有るので思い付きでは出来ません。
コンセプトワークも大事。
例えば京都プロジェクトは「素材が語る」なんでテーマに沿った素材の吟味、デザイン手法、等考えます。
コンセプトも、テーマもとっかかりが有ればすごくやり易いのですが概ね見つかりません。
その為にも敷地を読む!が大事なのですね。
ではデザインをどのように進めて行くか は次回に(今日は今から報告書を書かねばならないので書いている暇がないのです・・・・) 
by ohnoatelier | 2011-10-18 17:54 | 建築

条件整理

敷地用差が終わったら次は法的制約、予算、クライアントの希望等の条件を整理します。
クライアントの希望がすべて叶う訳では有りません。
理由として、勿論法的な制約で面積や高さ、広さが叶わない場合も有りますし、予算の問題も有ります。
それと重要な話として当事務所として出来るデザイン出来ないデザインが有ります。
事務所のスタイルが有るので、あまりかけ離れたものを要求されても出来ません。
そんな事を色々と整理します。
法的な規制は多岐に渡っていますので簡単には整理出来ない事が多々有るので中々計画まで進まない事が多いですね。
法律も集団規定と単体規定と分かれて集団規定とは都市計画的要素です。
となると単体規定とは建築そのものになります。
この両者、集団規定は公共性を規制しますが本来守るべき法律ですが結構・・・・・です。
単体規定となると個人の責任範囲になるので守らない人が多々見受けられるのには困ったものです・・オット・・・オフレコだったか!
by ohnoatelier | 2011-10-17 14:25 | 建築

敷地を読む

敷地は色々と語りかけてくれます。
「やれるもんならやってみろ!」「夏は暑いし冬は寒いよ!」とか設計者にとっては挑戦的な言葉が多いです。
敷地に立つとまず景観の観察、周辺環境、隣地の庭はどのような木々が賑わしているのだろうか、借景できるか、
ミニマムには。
隣地の家の開口部はどのように取り付いているか、新たに計画する場合の参考になる、互いに窓を開けたらお見合いを防ぎたいものですからね。
大きくは風の方向、太陽の運行、地盤の状況、道路状況等調査します。
これらに法的規制、クライアントの諸事情(予算、希望、家庭環境等等)が相まって計画が進みます。
その他はクライアントはほとんど関係ないかもしれませんが、私は敷地の軸線(方向性)を読み取ろうとしています。
いわゆるまちの軸と行ったら良いのでしょうか、こう言った所も計画に反映されて行きます。
by ohnoatelier | 2011-10-14 14:37 | 建築

はや木曜日

今週は出入りの激しい日々が続きます。
腰痛が続いているのも憂鬱ですが休養が一番と決め込んで大人しくするも雑用に追われる日々で休養にはならない気がしますが・・・それでも前に進んでいます。

「敷地を読む」これが結構むずかし!依頼があると、いの一番に見に行くのが敷地です。
住宅であれば最近の敷地は概ね矩形の形をしています、以前は3角五角と変形敷地が多かったのですが。
その次に多いのが旗竿敷地と言われる進入路が2mで奥まった所に矩形の敷地が有るパターンです。
形状は概ねそんな漢字なのですが、周辺環境が建込んだ日当りの望めない状況がほとんどですね、
陽当たり、風通し、眺望など敷地条件を当てはめようとするのですが、やはり概ね似たような所が多いです。
どうもこのような敷地が増えた原因はやはり経済バランスからのようです。
家を建てようとする年代が40代に集中していて、その世代の所得で買える金額が基盤になっています。
土地の上に建つ建築の費用も考えると買える土地の値段が見えてくるんですね。
そんな関係でmini開発された建込んだ敷地が増える要因となっています。
それでも敷地を見て考える、とっても重要な事なんです。
いかにして難しい条件のなかから、より快適な住まいが計画出来るか腕の見せ所なんでしょうか。
by ohnoatelier | 2011-10-13 14:46 | 建築

イメージ造り

敷地を見て、クライアントの要望も考え、法的な足かせ?も考慮しそして肝心な予算を考えた上でイメージを膨らましていきます。
とっかかり当初は素直なものでそれなりにまとめるのですが、それも時間が経つと本性が現れるというかこんなのしたろ、あんなのしたろといじくりまわしていきます。
その内それも予算や諸事情でしぼんで行く事多いのですけどね。
当初膨らんだイメージは大切にしますね、外観もそうだけど空間構成もとっても大事です。
空間構成とは分かり易く言うと間取り+高さの結合の仕方と言えばまだ理解し易いかと思います。
こうした事を総合的にイメージして基本計画を造って行きます。
具体的な作業ですが、パソコン上でデザインする人が結構いてます、しかしパソコンが苦手な私はスケッチブックかイエローペーパーにスケッチを描いてそれをもとにスタッフに図面化してもらいます。
スケッチが図面化すると合理性に欠けるところが出てきますがそれも又面白い部分も出て来たりするので、そんな時はラッキーと考えています。
ま、そうそうラッキーな事ばかりでは有りませんけどね。
by ohnoatelier | 2011-09-30 15:31 | 建築



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