昨日、建築の構造について事前相談に京都府庁に行ってきました。
行って思った事なんですが、実は京都府庁に訪れるのは初めてだったんですね。
自分の中で京都府庁ぐらいは一度は行っているだろうと、思い込んでいましたが、それは市役所と勘違いしていました。
しかし、なんで今まで府庁に行った事無かったんだろう、、、。この仕事をしていたら一度は行っているだろうに、、、考えてみたら京都府内で仕事はしたことがあっても、それは建築主事がいてる市だったから府庁まで行く機会が無かったんですね~。
で、行ってみて残念!!相談の行き先が土木事務所で、しかも場所が新田辺だったんです!早い話が無駄足でした!!。
しかたないから京都見物でもしゃれ込もうと一瞬考えたけど夕方から友人と約束していたので諦めて帰りました。
早い話が無駄な時間を過ごしたわけです、こんな時は、何とかして、来た事を正当化したい心理が働きませんか?私は初めて来た府庁の建物が見れて嬉しいと前向きに考えて帰途に着いたのです、チャンチャン!。
今は通常業務に使われてなさそうな建物です、この旧本館は明治37年(1904)・松室重より設計でした。
府庁舎を建築する為に、先に完成していた東京府庁舎(明治27年)、を参考に、又兵庫県庁舎(明治35年)をも参考に設計したそうです。
外観が何処と無く兵庫県庁舎に似ているのはその為かも知れませんし様式としてもルネッサンス的であるからだと思います。
旧本館からの見返しですが、これが残念!!車道になっているんです!!並木道を歩く事が出来てその視線の先に旧本館が見えたら言う事無いのにな~