昨日は以前からお願いしていました製材や材木の見学に行って来ました。
昨年の『木材活用コンクール』でお世話に成った京都の『高雄木材工業所』の浅岡さんに案内をお願いしました。
阪急西院駅で待ち合せをしてお車で会社までと思いきやなんと世界遺産の『高山寺』へ。
高山寺は至宝の鳥獣戯画が有ります、今は京都国立博物館に収蔵されていると思います。
残念ながら安っぽいコピーのレプリカ??を見て来ましたがそれでも面白い鳥獣戯画でした。
国宝石水院では素晴らしい庭と建築に酔いしれて居りました。
天井や開口部のデザイン(かえるまた や 格子、鴨居、長押の納まり)床の間の考え方等とても勉強になりました。
高山寺は茶の発祥地とも言われています。
中国の宋から茶種を持ち帰り、高山寺で植てその株を宇治に移し植えられたそうです。
本題の材木を見学に『高雄木材工業所』さんに。
通常設計事務所が製材所や木材を見に行く事は余り有りません、しかし私は料理人が河岸へ市場へ素材を見に行く様に設計者も見に行く事が大事だと思っているので足を運ぶ様にしています。
案の定、材木置き場には『宝の山』です、色んな木が有り新しい発見も有ります。
今回はテーブルの天板に使えるかも知れない材料を見つける事が出来ました。
設計者も机の前にばかり居てはダメだと言う事でしょうか。
頭をたれて本堂に向かわねばならない様な急階段
絶景な石水院からの眺め
会社のロゴがしっかりデザインされていました