平成20年11月28日より新しい建築士法が施行されました。
内容は1、建築士の3年毎の定期講習、2、職務内容などの重要項目の説明、3、構造、設備等の設計を行う為にはエキスパートの関与、等 3項目が大きな柱です。
事の発端は アネハ建築士の構造偽装が始まりだったのですが、改正された内容を見ていると! ????な話ばかりです。
3年毎の講習にしてもそんなに効果があると思えないし、大体その程度の内容の勉強なんか日常的にやっている!!!
重要項目の説明にいたっては、初歩中の初歩!商行為をするときには当たり前な話!大体説明無しで契約て出来るの???
一番の問題はこの専門分野のスペシャリスト(構造設計1級建築士、 設備設計1級建築士)なるものが出来てそこのチェックが必要になったことです。
勿論チェックされる事に問題はありませんが、問題はスペシャリストがほとんど居ない!今年初めて試験を施行されて合格者が足らない!!=時間がやたら掛かる=仕事が進まない、出来ない=不況!!
要は準備不足なんですね!国交省は建築関係に興味が無いのです、どちらかと言うと土木第一主義なんで建築系は不遇されています。
しかもメッチャ腹の立つのが、其々に財団法人?(はっきり言って天下り機関)が出来てそこにお金が入る仕組みになっています、当然ですよね、講習にも講習料を徴収されるし、手続きにもお金が掛かるのは解りますがそれも高額なんです!!
何処か履き違えているのではないかと・・・・・
少しは良い事も在るかな、講習は建築士全体の底上げに、僅かでも関与できるかもしれない。
しかし、何度も言うようだが構造設計1級建築士のピアチェックと承認は彼らに多大な負担と業務の支障は大きな問題だと言う事です。