一応デザインの仕事をしているので色んなモノの形なりに目がいくのは職業柄仕方ないとして、ついこの間橋の欄干に目がいきました。
かなり古い橋なのですが、中々趣きがあってホッとさせてくれるデザインで、よく見ると手間ひまが掛かっていてなんと素敵なんだろうと思わせてくれます。
今頃の効率一辺倒の時代にはこの様なデザインは中々お目にかかれないですね、発想そのものが既製品を集めて構成しているだけでデザインしたと思っているふしがあります。
話が前後しますが、橋などの公共構造物のデザインはややもすると何の愛想も無いようなデザインが多いです、民間の建造物もしかり、手間ひま掛かったモノは今の時代お金も手間も掛けたくない様で既製品で済ますことのほうが多いようです。
「手間ひま掛ける」このキーワードはモノ造るときだけでなく人と人、等全てにおいて必要なんじゃないかと思います、手間ひま掛けてりゃ全てが上手くいくという保証は無く逆に手間ひま掛けて上手くいかなかった時の落胆を考えると躊躇することもあるかもしれないけどしなかったら良いもの、関係は生まれないからやはり手間ひま掛けるほうが良いに決まってると考えてしまいます。
今年も何事も
手間ひま掛けてやってみるつもりです