僕の建築は照明器具が表に数は出て来ません、何方かと言うとほとんど見えない感じで空間を造っています。
何故なら気に入る照明器具がほとんど見当たらず、逆に照明器具が自己主張し過ぎて上手くいかない事が多いからです。
ほとんどの空間が光源を何処かに隠して間接的な光の取り方をしている事が多いですね。
しかし、たまに表に出さざるを得ない事も多々有るのでそんな時に何時も悩んでしまいます。
いっその事造ってしまえで、今回少し考え中。
この「灯り」は照明ではなくあくまでも「あかり」です。
光(あかり)の持つ心温まる雰囲気を造ろうとしています。
以前は白熱灯が有り、其の光の持つ特性を生かした照明器具をよく見ていましたが、最近は省エネの流行でLEDランプが増えました。
LEDの短所が僕に撮っては致命傷で其の直線過ぎて機械的な光はどうしても馴染めません。
なんとか光を曲げながら、柔らかい光源を造るべく試作してみました。
これからもっと改良して製品化に向けた努力をしている所です。