沖縄の家には必ずと言って良いほど此の守り神の「シーサー」が家の屋根に有ります。
本土で言えば鬼瓦でしょうか、と言いつつも鬼瓦の有る家も今は街中では中々見る事が出来ません。
多分瓦屋根がほとんど消失しつつ有る此のご時世で、鬼瓦を付けれるデザインやチャンスが無いからでしょうか。
そもそも鬼瓦そのものが良いお値段するのでギリギリで家を建てようとすると、いの一番に無くなる所ではないでしょうか。
当然の事では有りますが設計する自分自身にも問題が有るかもしれません。
こうした文化を継承する為に何か考えてデザインして行かねばならないのではないかと沖縄で感じました。