釜山にあるシネマセンターはコープヒンメルブラウの近作。
サッカー場に匹敵する屋根は85mのキャンティレバーで支持する驚きものです。
しかし、何故にこのような構造体が必要なのかよく判りませんが技術とデザインを見せつけるには十分な効果でしょう。
だが、残念な事にソフトが実行されていないのか中はガラガラだし施工の不備が目立ちおちこちでほころびている。
プラン的にも此の長いスロープは何が目的で造られているのか全くもって無目的に思える。
今まで幾つかコーププヒンメルブラウの作品は見て来たが残念ながら記憶から間もなく消え去る運命かも・・・。
ま、凡人には理解しがたい建築です